堺市南区「栂・美木多」駅直結の脳神経外科『すぎもと脳神経外科クリニック』頭痛、運動麻痺、呂律困難、しびれ、めまい、もの忘れ、頭部外傷、脳卒中発症・再発予防、認知症、脳ドック、生活習慣病などに対応いたします。MRI検査、頚動脈エコーも対応可能です。
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診療症状について

Symptoms 診療症状について

頭痛

頭痛にも種類があります。明らかな病気がないのに起こる「一次性頭痛」と、何らかの病気が原因で起こる「二次性頭痛」の2つがあります。

一次性頭痛

代表的なものとしては、片頭痛・緊張型頭痛・群発頭痛の3つです。

●片頭痛
ズキズキと脈を打つような強い頭痛に、吐き気や、光・音に敏感になるなどの症状を伴います。
また、頭や体を動かすと、さらに強くなる場合があります。前ぶれとして、視野の中に光があらわれること(閃輝暗点)もあります。
頻度は、月に約2~3回程度で発作的です。ストレス、疲労、不規則な生活、天候の変化(梅雨・台風・低気圧の接近)が主な原因と言われています。女性の場合は生理周期などで、頭痛が起こることもあります。
●緊張型頭痛
頭全体が締め付けられるような痛み、圧迫されるような痛み、頭が重苦しい痛みの頭痛です。ほぼ毎日、鈍い痛みが続きます。精神的、身体的なストレスにより血行が悪くなり、首や肩の筋肉が強く緊張することが原因です。
●群発頭痛
目の奥を中心とした痛みで、転げまわるような強い痛みです。頻度は半年から2~3年に1回程度という方が多く、一度症状がでると1~2か月の間、ほぼ同じ時間に毎日1~2回、数時間の頭痛が続きます。原因は不明ですが、目の奥にある内頚動脈という太い血管が拡張して、炎症することが関係していると言われています。

二次性頭痛

何らかの病気を原因として起きる頭痛です。二次性頭痛のなかには、診断が遅れると生命の危機に直面する可能性のある頭痛が含まれています。以下のような頭痛の場合、すぐに相談ください。

  • 突然の激しい頭痛
  • 今まで経験のしたことなない頭痛
  • いつもと様子の異なる頭痛
  • 頻度と程度が次第に増していく頭痛
  • 手足の麻痺やしびれ・けいれん、激しい嘔吐や高熱を伴う頭痛

頭痛が治まっている時でも受診いただけます。受診の際は、下記内容を医師にお伝えいただけると、頭痛の特徴を把握しやすくなります。一度、ご相談ください。

  • 痛みはいつ、どのように始まるか?
  • いつまで続いたか、その頻度は?
  • どのような時、何をしている時に強くなるか?
  • 頭のどこが痛むか、どのような痛みか、その強さは?
  • 学校や仕事を休んだことがありますか?(生活に支障をきたしていますか?)
  • どのような薬を、どのタイミングで、どれくらい飲んでいますか?

めまい

自分または周囲が運動していないのに、運動しているように感じる異常な感覚で、身体のバランスに関する認識が障害された状態です。自分の身体と周りとの位置関係にズレを感じ、不快感を伴います。時には吐き気もあります。次の3つの情報を合わせて認識しています。

  • 平衡感覚を感知して脳に伝える内耳からの情報
  • 頸部や四肢の関節、筋肉および皮膚からの情報
  • 目からの情報

めまい症状の種類

●回転型
自分自身がぐるぐる回る、周囲が回る、目が回る、天井が回るなど
●動揺型
身体がフラフラする感じ、宙に浮いた感じ、船に揺られている感じなど
●失神型
目の前が暗くなる、気を失う、頭から血が引くなど。

めまいの種類

●耳から生じるめまい(末梢性めまい)

めまい、耳鳴り、難聴、耳閉感などの症状が中心となります。脳が視覚などで、何とか平衡感覚を維持するので歩行が可能であることが多いです。

-代表的な疾患- ①良性発作性頭位めまい症 ②メニエール病 ③前庭神経炎 ④めまいを伴う突発性難聴 ⑤薬剤性
●脳から生じるめまい(中枢性めまい)
めまい以外に、しゃべりにくさ(構音障害)や物が二重に見える(複視)などの症状を伴い、視覚などでの補正が効きづらい状態です。また、立ったり、歩いたりが上手くできないこともあります。原因として、脳卒中、脳腫瘍などがあげられます。
●たちくらみ(眼前暗黒感)
高齢の方は、平衡感覚の衰え、血圧調整機能の衰え(起立性低血圧)、様々な持病を抱えている場合が多く、病気や薬の副作用などで、起こしやすいです。

しびれ

長く正座した後に起こるような「足がしびれる感覚」もしびれ、ぴりぴりする感じも、そのひとつです。しびれはいろいろな原因で起こります。そのため、しびれている部位、しびれに伴う症状、その経過などを元に判断して原因を判断していきます。原因によっては、症状として残ってしまうこともあります。一度の受診で原因が分からないこともあるので、早めに受診し、根気強く通院することが重要となります。

手足の動きにくさ

脳卒中や、それを起こす前に前兆として上記のような症状が現れます。早く治療を受けることで、手足の麻痺など重度の症状を残すことなく、軽症で済むことあります。下記の症状のような手足の動きにくさを感じた時には、早急に受診してください。

  • スリッパが脱げやすい
  • 歩きにくい、力が入らない
  • 箸を手から落とす

しゃべりにくさ

呂律が回らず、しゃべりにくいのは、舌が滑らかに動かないために話しにくく、言葉が不明瞭になること言います。この症状は、高齢者では脳梗塞や脳出血によって起きることが多く、手足のしびれ、物を落としてしまう等の症状を伴う場合は、その可能性が高いです。脳梗塞や脳出血は、頭部CTやMRI検査によって診断できます。呂律が回らない、喋りにくいと感じたら、早急に受診してください。

もの忘れ

もの忘れと一口に言っても様々な症状があります。もの忘れ=認知症とは言えません。てんかん、うつ病の場合もあります。認知症との鑑別も含めて正確な診断・治療が大切です。
下記のようなことがあれば、一度受診ください。

  • 鉛筆、時計など日常でよく使う物の名前が出てこない
  • 数分前の事が思い出せない
  • 何度も同じことを尋ねる、何度も同じ話をする
  • 同じ歌を何度も歌う、同じ文章や単語を繰り返して言う
  • 人の顔が分かりにくい、覚えられない、忘れてしまう
  • 道具や機械の使い方を忘れる
  • 片づけた場所を忘れ何度も探す、人が盗ったという
  • 思い出すのに長い時間がかかる、答えるのが極端に遅い

頭部外傷

脳は頭蓋骨という硬い骨で外傷から守られています。また、脳脊髄液を含む組織の層(髄膜)に覆われており、これがクッションの役目を果たします。このおかげで、頭に強い衝撃が加わっても、脳への衝撃は最小限に抑えられています。しかし、頭蓋内の組織・脳が損傷を受けると生命をも脅かす可能性があるため注意が必要です。
頭部外傷の原因は約半数が交通事故で、その他に転倒、暴行、スポーツやレクリエーション活動中の事故、職場での機械操作中の事故などがあります。
高齢化に伴い、転落や転倒による高齢者の頭部外傷が増えています。
これが原因で、頭蓋骨骨折、頭蓋内出血を起こすことがあります。受傷時の記憶がない時やあいまいな時、吐き気やおう吐を伴う時は、必ず受診ください。

慢性硬膜下血腫

軽微な頭部外傷後1~2ヶ月以内に、頭蓋骨の内側で脳を包んでいる硬膜と脳の間に、徐々に血がたまって血腫になったものです。
65歳以上、男性、アルコール多飲者に多い傾向があります。血腫が徐々に大きくなり、脳が圧迫され、頭痛や吐き気・嘔吐、半身の麻痺(片麻痺)、言語障害などが出現します。軽度の意識障害として、元気がなかったり(自発性の低下)、認知症様の症状がみられることもあります。
頭部外傷後、1~2ヶ月以内にこのような症状がある時にが、早急に受診ください。

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