開院から多くの患者さんに足を運んでいただきました。0歳~97歳と年齢も幅広く、約2200人(延べ6954人)の患者さんが受診されました。
堺市、和泉市、大阪狭山市、富田林市、河内長野市などを中心に、また県外から受診いただく方も少なからずおられました。

 MRI検査は2207件施行させていただきました。多くは頭部のMRI検査ですが、他にも頸椎、腰椎、腹部(MRCP)、骨盤部、下肢動脈のMRI/MRA検査も施行しています。
 MRI検査の結果、脳梗塞、脳出血、未破裂脳動脈瘤、脳腫瘍、もやもや病、硬膜動静脈奇形などの病気が判明し、近畿大学病院、ベルランド総合病院、堺市立総合医療センター、和泉市立総合医療センター、大阪労災病院、大阪市立大学附属病院など、その地域の中核となる多くの病院に受け入れていただき、検査・治療いただきました。発症間もない脳梗塞や脳出血の患者さんもおられ、早急に対応いただき、感謝しております。

 昨年5月に、私を含め9人のスタッフでスタートしました。現在は、診療助手1人、放射線技師(非常勤)1人を加え、誰一人欠けることなく11人で頑張っています。
 医療にかかわることが初めてのスタッフ、以前勤務していた病院等と異なり一人で考えて判断しないといけなくなったスタッフ、相談する側から相談される側になったスタッフ、脳神経外科という特殊な診療科で初めて働くスタッフと初めて尽くしで、どのスタッフも非常に苦労し、悩んでいました。そういった中で、笑顔で患者さんに接している全スタッフに感謝しかありません。
 まだまだ、いたらないところが多くあり、患者のみなさまにご迷惑をかけていると思います。今後とも、温かく見守っていただき、ご指導ください。

 これからも、「人を尊重し、真摯に接し、そして貢献する」をモットーにみなさまに寄り添い、地域のみなさまにご納得いただける医療を提供できるクリニックでありたいと思っています。よろしくお願いいたします。
 また、現在新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、外出自粛、休業要請等により日常生活に多くの制限がかかっていますが、区切りや終わりのないものはないと信じています。
みなさまも健康にはくれぐれもご留意ください。

すぎもと脳神経外科クリニック
院長 杉本圭司